なぜ就労履歴登録が必要なのか?

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なぜ就労履歴登録が必要なのか?

建設技能者を取り巻く環境は危機的状況にあります。建設技能者数は年々減り続けています。新規学卒入職者数は減少し入職後3年以内の離職率が50%以上と増加して、若年就労者は減り続けています。そして中堅の人材も増加しないため高齢化が進んで、技能の承継が困難になりつつあります。このままでは産業の持続さえもが危ぶまれる状況です。とにもかくにも建設技能者を増やさなくてはなりません。ところで

 なぜ建設技能者数が減少を続けているのか?多くの調査結果ら明らかなように一番の理由は「他産業と比べて賃金が安い」ことです。

ですから、優秀な人材を集めるために建設業界が今もっとも必要とすることは「建設技能者の賃金を上げる」ことです。が、それには労働生産性の向上が伴わなければなりません。これは業界全体で努力していかなければならない課題です。

 その次に必要なことは、建設業界が建設技能者にとって「働き甲斐」のある業界であり続けることです。 努力して技術を磨けばよい仕事が回ってくる。良い仕事をすれば評価される。そして収入が増える。そのことが「働き甲斐」であり「生きがい」につながります。 “建設の仕事を続けていてよかったな”と感じる建設技能者が増えていけば、自ずとより良い労働環境が出来ていきます。

このための第一歩が“就労履歴と資格・免許”情報の活用です。

 「就労履歴」すなわち、建設技能者が、いつ、どこで、どれだけ働いたか、どのような技能講習や研修を受けたかなどの記録や保有する資格・免許などが整備され、その情報を活用する環境が整えば、経験と技能の評価が正確に行えるようになり、建設技能者待遇の改善につながります。このための手段が「就労履歴登録システム」です。

建設技能者は、特定企業のために働くというよりは、建設産業全体のため、延いては、社会全体のために働いている人たちです。そうした人たちにもっと光が当たるよう、そして、産業の未来が拓けるよう、一般社団法人就労履歴登録機構は、立場や企業の枠を超えて建設技能者の就労履歴と資格免許等の情報を登録するための仕組みを構築していきます。

 

※2017年度から現場就業者全員の社会保険加入義務が強化され、社会保険未加入の建設技能者は現場に就労することが許されなくなります。元請企業は、現場で社会保険加入確認が義務化に伴い事務処理がますます煩雑になります。専門工事業者にとっては、雇用している建設技能者の社会保険加入が建設業許可の審査対象になります。 「就労履歴登録システム」には、社会保険加入状況の確認機能が備わっています。

建設産業は、受注、単品、現場生産という宿命があるため、技能者の雇用環境が不安定です。このような状態の下、残念なことに偽装請負がしばしば行なわれ、不法労働者も多く見られます。また、一人親方という特殊な働き方をせざるを得ないことなどは世界に共通した問題です。これら問題に対しても「就労履歴登録システム」は有効に機能します。

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